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「猫アートは世界を救う」キャンペーンから生まれた、ノルウェーの猫を描いた作品 朝日新聞社賞

尊敬する皆様、


国際墨画会展において朝日新聞社賞を受賞しましたことを、大変喜ばしく思います。この場を借りて、心から皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと存じます。


国際墨画会ではしばらく人物ばかり描いてまいりましたが、猫をテーマに決めたには理由がございます。昨年より「猫アートは世界を救う」というキャンペーンのアート展を開催しておりまして、その一環で猫をテーマにする事は、心の中で決定していました。


今や世界共通語となった「かわいい」という言葉がございます。「かわいい」は人々をなごませ共感させ地球の未来を救う言葉です。そのかわいい分野の中でも、常に不動の人気トップクラスなのが「猫」なのです。来年は猫の日(2月22日)に六本木で猫アート展を開催予定でしたので、今回は墨画会展も猫でいき、私は水墨のかわいい猫の絵で平和を伝えたいと思っておりました。


「ノルウェーの樹の上で」というタイトルの絵のモデルは、2世帯住宅の我が家の二階の娘家族が飼っている猫です。「ノルウェージャンフォレストキャット」という種類で、大型でかなり毛が長く、襟巻があり尾もふさふさです。性格は、警戒心が強く、寄り付かず甘えたりもニャアと泣いたりもせず、階段の上の段など高いところでじっとしているのが好きで、猫らしさに欠けます。どうしてこのような性格なのだろうか、本来はどんな暮らしをしていたのか、とたびたび考えますが、どうやら北欧の森林の樹の上などに住んでいたらしいのです。毛深いのも冬は雪が降り寒いせいです。


彼のふるさとを描いてみたいと思い資料を収集しました。珍しい猫なので、いろいろなポーズは思うように見つけられません。そこで、画像生成AIの力を借りて、様々なポーズを生成していきますと、特徴や表情を細部まで捉えることができました。それをもとに構図を決定し下絵を作っていきました。


かわいい子猫も入れることにしました。子猫が大自然の中で安心しきっているのは心配になってきますので親はキリっとさせました。木はトウヒという松ですがこれもまた葉の付き方も松ぼっくりも日本でおなじみ松とはかなり違います。背景は、北欧の月と森林風景にしてまとめました。樹の上は、階段の上よりも似合うように思いましたが、そこで何を考えているのか、、、は、ご想像におまかせします。


そのような事により、水墨画で猫でノルウェーでAI使用といった、伝統と現代技術、東洋と北欧がMIXした作品になり、私自身も新しい挑戦の作品となり楽しい制作でした。


国際墨画会は仕事をしながらでも段階的に学んでいきやすく、渋谷のお教室で、水墨画の基礎から学んでまいりました。今後も、水墨画の力を借りて、地球で暮らす草木や動物の美しさや尊さを表現し、人々の心に共感や思索を呼び起こす作品制作を目指し精進してまいります。


最後に、主催の皆様、審査員の先生方、そして朝日新聞社様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

鋤柄妙華


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