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会長コラム『この時代ならではの奇跡』:202510

国際墨画会は、私香取の自宅の敷地を本部にしてありますが、先月、9月中旬ブラジルのサンパウロのある方から会の私宛に、EMSで封書が届きました。

中にありましたお手紙によりますと、その方は現在サンパウロの大学の先生、弁護士をされていて、かつて信州にご家族とお住まいでしたが、幼少期にはブラジルへの移民手続きのため、ご家族で我が家の貸家に住んでいらしたそうです。

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このたび懐かしさに駆られて、かつての香取家の番地をGoogleで検索したところ、そこに国際墨画会があり、香取琴水が会長をしているということでお便りをくださったそうです。

私がそれを主人に伝えますと、その方の記憶があり、早速メールでご連絡申し上げておりました。

その方は主人と同世代で、現在日本の大学の客員教授でもあり、今年の暮れから新年にかけて来日されるとのことですので、その折ぜひ我が家にお越しいただきたいと思っています。


このような再会ができるのもインターネットが発達した時代ならでは、ありがたいことです。


かつて貸家があったところには、彫刻をしてる長男のアトリエがあり、その横には萩と紫式部が咲いています。

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やっと涼しくなり、秋の訪れを感じられるようになりました。


香取琴水

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