思うところあって昨年より、約1300年の歴史をもつ日本最古の巡礼といわれる「西国三十三所観音霊場」めぐりをしています。
三十三所の寺は、大阪府、京都府、和歌山県、奈良県、兵庫県、滋賀県、岐阜県にまたがり、「札所」と呼ばれ、それぞれ番号がついています。本来なら、金剛杖をもち、和袈裟、おいずるという白衣を着、菅笠をかぶるそうですが、私は普段着で、各霊場で書いていただく「御朱印帳」を持って参ります。
西国霊場は花の名所でもありそれも楽しみで、今回は3月末、滋賀県琵琶湖の竹生島(ちくぶしま)の第三十番札所、宝厳寺(ほうごんじ)を参拝しました。
長浜から船で三十分、竹生島に着きます。
島では満開の桜が迎えてくれました。港からすぐに急階段を登り、宝厳寺を目指します。途中、三重塔などの名所を眺めながらひたすら歩きます。
やっと宝厳寺に着きました。
参拝を済ませて近くを散策。苔むした樹々が数多く見られます。帰りも急な階段を降り、港へ。今宵の宿のある京都に戻ります。
京都では、丸山公園の夜桜見物です。コロナも治まりつつあるからでしょうか、海外の方々も含めかなりの人出でした。
香取琴水
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