会長コラム『大阪・関西万博』:202506
- 香取琴水
- 6月8日
- 読了時間: 2分
先月、畠中先生の京都「相国寺」での個展の報告をさせていただきましたが、後半の作品拝見と先生の講演を伺いに、5月31日京都に行きましたので、ついでにその前「大阪・関西万博」を楽しんでまいりました。
私は鉄道路線で会場の夢洲につきましたので、東ゲートから入場、前もって予約していましたのでスムーズに。まず入場すると、世界一大きい木造建築「大屋根リング」が見え、そこを通り抜けたところで今回の万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のご挨拶を受けました。


今回、パピリオンの予約が何もとれなかったので、入場の並びが少なそうなところに適当に入ることにしましたが、その前に、大屋根リングを一周して会場全体を上から眺めることにしました。リングは内回りと外回りに分かれ、広めで、季節の花が植えられとても素敵でした。ギリギリ海に近く、遠くに淡路島が眺められます。
次はなんとか入れたパピリオン。
タイ。
石川県、輪島の「夜の地球」館は漆で地球儀と地球のいろいろな場所を表現していました。地震からの復興への祈りを感じます。

水墨画をしているからでしょうか。
竹を張り合わせた板状の竹で全館が作られた中国パピリオンは建物も、展示も素晴らしく、月の土まで見るこができお勧めです。40分並びました。
アフリカの国のパビリオンにはいつも作品を出品していただいているガンビアもありました。

他空飛ぶ車も見ましたが、混んでいて日本関係のパビリオンは見ることはできませんでした。せめてもと思い、水辺で19時半から開催された「水上ショー」を楽しみました。30分ほどですがとても素敵でした。
混んではいましたが、良く担当の方々が頑張ってくださったとの感想を持ちました。
賛否両論の開催でしたが、大屋根リングが日陰を作り、ベンチやトイレも多く、なによりウォシュレット、ベビーチェア付きの清潔なトイレのある万博なんて日本ならではだと思います。
世界で紛争の絶えないこの時代に、万博が開催できる国に生まれ、そしてそれを見られたことを心から幸せだと思いました。
早く、世界中が少しでも幸せになりますように。
香取琴水
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