会長コラム『展覧会巡り』:202505
- 香取琴水
- 11 時間前
- 読了時間: 2分
早いもので、今年も5月になりました。
毎年この季節、ゴールデンウィークに合わせるように興味深い展覧会が催されますので私も展覧会巡りをしました。
先ずは、日本画家でインド美術の研究家であり、国際墨画会展の審査員でもある畠中光亨先生の『畠中光亨 日本画展 はじまりと今』展から。
こちらは、京都市の相国寺の『承天閣美術館』で、3月8日~4月20日に1期を、4月23日~6月22日に2期を拝見できますが、私は4月19日(土曜)の畠中先生のギャラリートークに合わせてうかがいました。
畠中先生の日本画はその線と色が本当に美しく、私は大好きですが、今回先生の作品と一緒に伊藤若冲の葡萄の作品が違和感なく展示されていて、あらためて国際墨画会は凄い先生に審査していただいていると感謝いたしました。畠中先生ありがとうございます。
せっかく京都まで行きましたので、ほかの展覧会も楽しんできました。
国立京都博物館の『美のるつぼ』展。色々な国宝級のお宝が展示されていて、俵屋宗達の『風神雷神図』もありました。
展覧会場は撮影禁止なので、建物と看板を。
次は岡崎にある細美美術館へ。
こちらは私の好きな琳派や水墨画作品を沢山収蔵されていますが、この日は『若冲と江戸絵画展』で、かなりの数の若冲作品を観ることができました。
若冲の弟子の作品もありました。珍しいですね。
翌日は久しぶりに京都市在住の友人夫婦に会い、松尾神社に連れて行っていただきました。
ちょうど山吹の花が満開で、古い神社がとても素敵にみえました。
松尾神社はお酒の神様だそうで、全国の酒蔵の樽が飾られていました。
爽やかな季節です。
皆様も楽しいお時間がありますように。
香取琴水
Comments