11月になったのに、今年はまだまだ暑い日が続いております。そのような10月末日、歌舞伎座の「花籠ホール」にて「日本の水墨画 -日本の伝統技法で描く墨の世界」のタイトルで、国際墨画会によるワークショップが行われました。
主催は伝統文化交流協会で、歌舞伎座のレストラン「花籠」の空いている時間を利用して、お能、花道などさまざまな日本の伝統文化を紹介するという素晴らしい活動をされています。対象は一般の方、伝統文化交流協会会員の方。今回は海外からの美術大学留学生も参加されていました。
14時開始で15時半までという短い時間でしたが、皆様楽しまれながらも最後は色紙に水墨画の基本的な画題「竹」を描かれ、来年の干支に因んだ「雲龍」の落款を押されお持ち帰りになりました。
主催された会や共催された歌舞伎座サービス株式会社によりますと、皆様帰りに「とても楽しかった」「自分でこんなに素敵な絵が描けると思わなかった」などのお声をいただいたようで再度のお話を頂戴しました。
ところで暑いとはいいながら、本部の庭にも秋の気配がしてきました。
柿と夏蜜柑、そして今年アケビが初めて実をつけました。
こちらはムベの実です。蓮の葉も枯れてきました。
季節の変わり目、インフルエンザが流行っているようです。ご自愛なさりながらいく秋をお過ごしくださいませ。
香取琴水
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