今月の授業の画題は四君子の一つでもある、竹です。 体験教室で初めて描いたという方も多く、お馴染みの画題です。
映画『線は僕を描く』の中でも、水墨画サークルのシーンで半切三分の一くらいの素敵な竹の絵が出てきました。
授業ではまっすぐ伸びて青々としたシンプルな竹をお手本に描いていますが、竹は水の量や墨の濃淡、構図次第でがらりと雰囲気が変わるので奥が深いです。
私も初めて竹を描いた時には、筆一本と墨の濃淡だけでこんなに描けるものなのか!と衝撃を受けました。
慣れてきたら紙のサイズを大きくして、長めの竹に挑戦してみて下さい。展覧会の作品としても使えるようになりますよ。
体験教室には4名参加され、説明を始めると皆さんすぐに筆をとって丁寧に描き進めていました。
書き上げた後は会についての質問が飛び交い、その場で2名入会となりました。今年も続々と水墨画のお仲間が増えて嬉しい限りです。
アシスタント 岡澤
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