3月は竹の「雨竹」と「風竹」を学びました。
雨竹は、水分たっぷりに滲みを入れて三墨法で竿を描き上げます。
雨に打たれているので枝は垂れ下がって見えるように描きます。
竹を2本描く時は2本の竹竿が平行にならないよう、節も同じ高さに並ばないようにします。葉は露鋒で下向きに描きます。
風竹も三墨法で竿を少し右へ曲げて描き、渇筆が少し入るようにすると風で揺れている雰囲気を表現できます。
細い竿や小枝も大きく曲げて描き、竿と枝とが同じ方向に流れるように蔵鋒で大き目の葉を描きます。墨が薄まってきたら小さい奥の葉を描き足します。
皆さん、それぞれ素敵な「雨竹」と「風竹」を描かれた一方、展覧会出品の作品の落款や遊印の押印等作品提出の最終仕上げに追われたり、あっという間の4時間を過ごされました。
来月もどうぞよろしくお願いいたします。
第二水曜日アシスタント・キム
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