国際墨画会の通信教育
国際墨画会は、水墨画の魅力を世界へ広めるという目的のもと、2017年に通信教育をスタートしました。そのきっかけとなったのは、国内外で開催したワークショップで、多くの方々が「もっと深く学びたい」と熱意を示してくださったことです。
現在では、日本国内はもちろん、ヨーロッパやアメリカなど様々な国の人々がこの通信教育を通じて水墨画を学んでいます。
01
講師資格の取得
体系的なカリキュラムにより基礎から応用まで水墨画を学べます。全てのカリキュラムを修了、かつ、会で開催する国際墨画会展に2回以上入選した方は講師資格を取得できます。
学んだ知識とスキルを活かして、次のステップにつなげることができます。
02
完全オンライン学習
オンデマンド講座(日本語)と教科書(日本語または英語)による完全オンライン学習。
場所や時間にとらわれないため、社会人の方に学びやすいのが特徴です。課題提出や添削などもwebで完結します。
03
丁寧な添削
経験豊富な講師が一人一人の課題を丁寧に添削します。
改善点や今後の学習のヒントなどフィードバックし、初めての方でも安心して取り組めるよう対応します。
カリキュラム

・基本(講師資格)コース修了には24単位が必要です。6単位ごとに6か月で各期を終え、合計2年間で修了。通学生と同じカリキュラムです。
・水墨画を深く学び、習得していただくために、練習を重ねる事も重要と考えています。講義を受けるだけでなく、ご自身での練習時間も含め、2年間というカリキュラムになっています。
・18歳以上の方なら、国籍問わず、どなたでも学べます。海外からの受講も可能です。
・希望される方は渋谷教室にて対面授業も可能です。ただし、別途料金がかかります。
講座動画と教科書
<動画サンプル>
”三墨法の描き方”(1分35秒)
「楽しい水墨画Ⅰー 基礎」より ”三墨法の描き方”
<教科書サンプル>



・基本(講師資格)コース修了の教科書は7冊です。通学生と同じ教科書を使っています。
・教科書は国際墨画会のオリジナルのもので、カリキュラムに沿って製作。作品や写真を多用し、水墨画の技法について細かく解説しています。
通信教育生限定ニュースレター

通信教育生限定で、ニュースレターを配信しています。
メンバーへのインタビューや展覧会の様子などここでしか読めない内容が満載!先生や他の受講生とお話しする機会の少ない通信教育の皆さまに、講座動画や教科書とは違う話題を提供できるようスタッフ一同知恵を絞っています。
このページに掲載されている「通信教育生インタビュー」も過去にニュースレターで配信された記事です。
通信教育生インタビュー

Teresa Lam
ドイツ在住 / 水墨画を学んで3年 / 現在は師範コースを勉強中
◆なぜ水墨画を学ぼうと思ったのですか?
私にとって水墨画は芸術的な表現ができる美しく上品な手法のようにみえます。
ずっと真剣に学びたいと思っていたので、国際墨画会がフレキシブルな通信教育を行っていることを知り、すぐに始めました。
◆忙しい日々の中でどのように水墨画を学ぶ時間を作っていますか?
私は一年の約半分は旅をしています。
そのため家にいるときは、水墨画の課題に集中することが最優先事項です。
丸一日水墨画を描いて過ごす日もありますが、その一瞬一瞬が本当に楽しいと感じます。
◆通信教育を始めたばかりの方へメッセージをお願いします
水墨画は辛抱強さを培い、観察力を研ぎ澄ます素晴らしいものです。
とても学ぶ価値のあるアートなので、ぜひ続けてみてください。筆を運ぶたびに
新しい発見がみつかります!
修了後の活動例

講師資格の取得後は国際墨画会の認定教室を開室できます(要申請)。
その他、ワークショップなどのイベント開催やアーティストとして活躍している方もいらっしゃいます。
受講料

・受講料は半年毎(各期毎)に4回に分けてお支払いください。
・教科書は課題に合わせて半年毎(各期毎)に必要部数をご購入ください。
※すべて消費税込みの金額です。振り込み手数料は各自ご負担ください。
※申し込み前に「通信教育の受講にあたって」を必ずお読みください