三月末、二つの展覧会を観に京都に行って来ました。
一つは京都市役所隣のギャラリーで開催されていた『塩見貴彦 呉英杢 石坂美穂 #218 日台芸術交流展 in Kyoto』。
現在三人は美術大学の講師で、石坂は国際墨画会展の審査員でもありますが、会の展覧会の後援をしていただいている国立中国美術学院大学院の同期生がご縁で、今までも台湾、東京でのグループ展を開催しています。
オープニングでは揮毫が行われ会場をわかせていました。
これからも是非、国際交流をしながら、このような展覧会を続けていただきたいです。
次回、予定では2年後の台湾展だそうです。
二つ目の展覧会は、京都市京セラ美術館で開催されている『村上隆 もののけ京都』です。
国内8年ぶりの大規模個展ということですが、さすが圧倒的なボリューム。
まず入場してすぐの展示『もののけ洛中洛外図』が凄い。幅13mに2000人を描き、箔で豪華絢爛な世界を表現している。あの下絵を考えるだけでも気が遠くなりそうです。
他、アニメ的な『風神図 雷神図』や、花、龍など楽しく見応えたっぷり。9月1日まで開催しています。
今年は、この十年で桜の開花が一番遅いとか。京都では桜を楽しめませんでしたが、東京に戻ると同時に暖かな日が続き本部の枝垂れ桜が開き始めました。
椿も満開、まさに春爛漫ですね。
香取琴水
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