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会長コラム『爽やかな季節』:202306

今年も早、関東も『梅雨入り』となってしまいましたが、この季節の晴天の日は爽やかで本当に気持ちがよい。

なので、5月の研究科は、お天気の良い日は外でのスケッチです。(雨天の場合は教室でのスケッチ)

今年は二子玉川で多摩川のスケッチをしました。

そして、私個人は我が家の用事で5月末京都に行き、ついでにお寺巡りをしてきました。

先ずは、京都駅近くの智積院へ。今、宝物館で長谷川等伯一門による襖絵が展示されていましたが、撮影禁止のため皆様にお見せ出来ないのが残念です。等伯による『楓図』と息子久蔵の『櫻図』(国宝)をみることができました。

智積院は庭園でも有名で、庭園を眺められる部屋にも現代作家による襖絵がありましたが、撮影禁止のためこちらも皆様にお見せできません。

襖絵は色彩豊かで素晴らしいものでしたが、一部に田渕俊夫先生による水墨画的なモノクロで表現された絵があり、それがシンプルだけど存在感がある。改めて水墨画の凄ごさを感じました。

翌日は西国三十三観音巡りをしてきました。

桜の名所『醍醐寺』。国宝『唐門』でも有名です。

宇治にある三室戸寺。もう少しして紫陽花が山裾に咲いたら桃源郷のようなところでした。第十番札所。

大原野にある吉峯寺。かなり山の中腹まで歩きました。紫陽花と蓮で有名です。第二十番札所。

最後は清水寺。海外からの来日客でかなりの人出でした。第十六札所。


爽やかな季節のお寺巡りは最高でした。


今月、6月は14日から国立新美術館で国際墨画会展が始まります。

皆様のお越しをお待ちしております。

会の方々ご協力よろしくお願いいたします。

香取琴水

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