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会長コラム『東京・新宿御苑』:202511

国際墨画会の研究科は、講師コース、師範コースを終了された会の正会員の方が進めるコースですが、ここ数年、年1回の外でのスケッチ会をしています。(雨天は教室でのスケッチ)


今年は10月に、新宿にある新宿御苑でのスケッチ会です。私は新宿南口から徒歩約10分の、集合場所御苑、「新宿口」へ。


新宿御苑はパンフレットによると、徳川家康家臣、内藤氏の江戸屋敷一部がそのルーツだったそうで、その後農事試験場、皇室の庭園を経て昭和24年国民公園として一般に公開されたそうです。

苑内には枝ぶりの見事な桜の古木がみられ、花見の名所でもあります。

今回のスケッチ会で、その桜の古木に大きなサルノコシカケを見つけ、思わずスケッチしてしまいました。本当に猿が腰かけられる大きさでした。


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それから数年前にも新宿御苑でスケッチ会をしましたが、今回小雨を避けて苑内の立派な温室に初めて入場しましたが素晴らしく、お薦めスポットです。



まるで、ゴーギャンか田中一村の絵の中に迷い込んだようで至福の時間でした。


今年は酷暑の夏が長く、秋が瞬く終わり冬になりそうな気配です。本部の庭の柿が実ったと同時に、南天の実がもう真っ赤です。

季節の変わり目です。インフルエンザが流行っているようです。どうぞご自愛なさってお元気でお過ごしくださいませ。


香取琴水



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